無線と実験 Alpair 12製作記事

明後日(11日)発売の無線と実験3月号と4月号に、Alpair12の製作記事を掲載して頂ける事になりました。

小澤隆久先生の執筆によるものですが、記事の内容のさわりを少しお電話でお聞きしました。

先生がお持ちの名機ダイヤトーンP610と口径がほぼ同クラスと言うことで、お互いの性能を比較し最新のテクノロジーで設計製作されたAlpair12とを科学的に計測して比較するところから始まるそうです。

実際の内容は知りませんが、是非ご一読下さい。・・・・・  それからエンクロージャーの完成はもう少し先ですが、完成後は六本木オーディオさんで試聴できるそうです。

 

      香港では直ぐにMJが手に入らないよ~!

知られざる逸品 ピアノDUO

久しぶりにJazzアルバムシリーズです。私のJazzのご紹介はそんなに誰も知らないとか言う代物ではなく、本当は超一流の演奏なのにあまり知られていないと言ったアルバムを出来るだけ紹介したいと言う主旨です。ですので、『な~んだそんなの知ってるよ』って方はそんなこと言わないで、『あ、久しぶりにこのアルバムの話が出てる。ちょっと聞いてみようか!』ななんて言う感じで皆さんのCD/レコードコレクションを引っ張り出して頂ければ幸いです。で今回は引き続きJazz ピアニストのアルバムです。

音楽、特にアドリブが命であるジャズは、同じ演奏は2つと無い、そこがとても魅力的なところです。ライブで名演奏家がその気になった時の演奏は時として(多分演奏している方もびっくりするような)すばらしい演奏をする事があります。こう言うのは特に弾き手と聞き手がすぐ近くで演奏する小さなクラブでのライブ盤が顕著では結構出来不出来がハッキリしており、雰囲気や音響性能の良い狭いクラブでの演奏に時々すばらしいアルバムを見つけるときがあります。

数年前見つけた、そのすばらしい演奏がこれです。 

charlie_haden←今でも家で良く聴くアルバムで、Kenny Baronと言う人の『Night at the City』 と言うアルバムで Iridium Jazz Club と言うNYのクラブでの演奏です。 思いっきりアメリカって感じのクラブですが、このアルバムの演奏からはちょっと洒落たレストランでの演奏のような品のよさが漂っています。

私の聴いた中でKenny Baronの最高傑作であり、全体にリラックスしていて、魂が入っていてインプロビゼーションがとてもメロディアスで心に残ります。

お家で簡単な料理をしながらメロディーをCDに合わせて口ずさめば何だかとても幸せになれる気分。とにかくアルバムの何処にも『いい所を見せてやろう』的な力も入っていないし、だれている時間帯も全く無く、すばらしい演奏が続きます。ベースのCharlie Hadenさんはまた地味な人ですがずっと雰囲気のあるベースを弾いています。若干音程が・・・と感じるところがありますが、そんなの評価には関係ないってところです。 曲はずっと良いですから個々の説明は致しません。 以上 ★★★★★評価でした。

 

Kennty Barron bradlays

 このCDのお陰でCharlie HadenのDuoを2枚と、このCDを買ってしまいました。(どうも”Ⅱ”の方が評判なのでそちらを近いうちに購入してみようと思います。どなたか聞いたことのある方いらしたら教えて下さい)皆良いアルバムですが、私は手前50cmぐらいの所でハートの中に入ってこないという印象です。

 もう1つ、前にご紹介した、Joe HendersonのテトラゴンというアルバムでKenny さんが弾いています。ロンカーターのアルバムでも沢山弾いています。改めて聞いてみてください。

 

下の写真はCHP70用の手作りエンクロージャーです。・・素敵でしょう。CHP-20あんまり綺麗なのでおまけで宣伝写真をのせます。前回の真空管アンプの会社TwinAudioがMarkaudio製品用の無垢のエンクロージャーを試作したものです(ご希望の方はお譲りします)。

 気に入って何度か聴いたCDは何十年ぶりに聴いても最初の鍵盤が鳴った瞬間に『あっ、あれだ!』と判ると言う人間の感性はすごい能力を持っています、スピーカーシステムの音も同様に良いユニット、良くチューニングされたスピーカーの音を聴くとその音質は一生忘れなくなります。

Markaudioシリーズをを導して貴方のお部屋にIridum Jazz Clubを作りましょう。そして心の中に、 ”= (もう忘れられない)x(もう忘れられない)” 記憶を作りましょう。