やっぱり音を聴いてもらうといけるんだよね

今回のイベントも大盛況で何でこんなにお客様一杯になるんだろうと音元出版の方は驚いていましたが、皆さん来て頂いて本当に有難うございます。お客様の反応も上々でやっぱり試聴の方法をもっと考えないとと改めて思いました。
そのご報告ですが、下の写真がシンガーソングライターの伊東真紀さんです。彼女のファーストアルバム『Voyage』というCDをメインに再生をしたのですが、そのなかでピアノの伴奏で彼女が歌うトラックをNature Collection NC7で再生した後のスナップショットです、彼女はもうびっくり『すごいですねこんな小さなスピーカーなのにダイナミックで繊細でペダルのミュートする音や(ピアノの)弦が震えたりするディテールがメチャクチャリアルですこれってスタジオで聞いた音そのものですね』なんでちょっとお世辞も入っているのでしょうが写真の様に指さして、なんでこんなに小さなスピーカーがあんなリアルな音がするのですか?と質問されているところのスナップです。

結局音楽の再生を最終目標でやっている訳ですから。やっぱりこうした日頃音楽にどっぷり浸かっている方の発言は嬉しいですね。それに女性ですからね!オーディオ界の最も欠落している部分ですから。

 

 

on and on1

 

 

そして途中で気が付いたのですが評論家の村井先生がいらしてました。
色々な情報を仕入れないといけない訳ですから、こういった場所できちんと聞く姿勢は立派と思います。

その翌週、八千代市の弊社秘密基地(試聴室)に来られて、結局NC7のウォールナットが相当気に入られた様です。実際、すでに3件のプロショップのオーナーさんがNC7を個人的に購入されて素晴らしい評価を頂いています。なんかプロに受けるスピーカーなんですよね。

 

とまあイベントは成果が色々あったのですがだた課題も感じました、前述の伊藤さんのトラックの中に何回も重複録音しミキシングでかなり加工したたトラックがあり、それを再生すると我がMarkaudioは私の印象では全然いい音がしません。

『それはしょうがないんですよ。本物のスピーカーはそうなるんですょ』と後日村井先生がサポートして頂きましたが、どうも胸にストンと落ちません。しばらくは心に留めて探ってみます。 と言うのも、最近の日本のJ-pop系のCDは結局マジョリティーが『いじった音』なのです。若い人に聞いてもらいたいのにジャズとかクラシックは凄くいい音なのにこれって音楽界の危機なんじゃないの???本物だからしようがないでは済まされない……と思いながら聞いていました。

47研

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしておまけですが、一緒に参加されていた47研の木村社長、いいですね。いつも細い細いケーブルと共に小さなシャシーで商品を仕上げ、でも太いポリシーがあって、私は普通に太いケーブルの方が音は良いケースが多いと思っていますが、このご自分が信じた道を進む姿勢!お話を聞くのは今回2度目ですが技術者のお手本だと感じます。

あの音がオーディオがもう少しブームになれば評判になり結構安くする事が出来て本当の音をみんなが聴けるんだけどなぁ。なんて思いながら聴いていました!

話をもとに戻して、聴いて頂く機会を増やすにはやっぱり商品貸出システムでも誰かに協力してもらってやろうかな?