Duo60 がDyna 5555(秋葉原)で試聴できます。

しばらくブログの更新ができませんでした。情けないことに仕事に忙殺される日々に、なかなか気持ちがブログに届かない状況で(要は怠けていて)そのままになっていました。ごめんなさい。

実は今年も真空管ショウの時期にMarkと伴に日本に帰国しました。今回の帰国の一番の目的はディーラーさんへのDuo60の試聴とその営業です。すこし無理なスケジュールになってしまい普段お世話になっている皆さんにゆっくりお会いする時間が取れない結果となりました。申し訳ありません心苦しく思っております。

でもお陰さまでそのDuo60の営業は谷口さんもジョインして成果が結構ありました。先ずはDynamic AudioさんのDYNA5555にDuo60のプロトタイプを1FのSoul noteコーナーに展示頂いた事。船津社長を初め熱心に対応頂いた皆様有難うございます。良い方向に話が進みました。

実はこの試聴をおこなった時に一緒に持って行ったCDを一枚置き忘れてしまいました。翌日にDYNA5555に改めて取りに行くと、想定していた2FのコーナーにDuo60が無いではないですか!(悲しい・・・)。当然預けていったDuo60くんはどうなってるだろう???って思いますよね。
わたし『あっ、あのぉ、Duo60は何処に・・・・・・』
お店の方『あ~、お帰りになってから、1fのKさんが借りて良い?と言って持っていったよ。』

おっと、よかった!それではと早速1Fに降りてみると・・・ありました、ありました。
なんとDuo君スピーカースタンドに乗っかって、音楽を奏でているではありませんか。リスニングルームもサイズもDuo君に理想的でとても居心地がよさそうです(よかった)。

『すみません、Fidelitatemの中島と言いますが・・』快くお話をさせていただきました。

お店の方『久しぶりに、このサイズで”これっ”て製品がでましたね。このクラスでこの音質はちょっとすごいですよ』
私(の心の中)『うれしい』と言うわけで開発話に花が咲きます。
お店の方『ところで、これユニットどれぐらい(何時間)鳴らしてます?』
私『あっ、結構鳴らしてるんですけど・・・』
(そうなんだよな、これMarkのドライバーの寝覚めの悪さなのよ・・・ちゃんと聞いてくれる人は皆言うんだよね。)

お店の方『時間がたつとどんどん生々しく艶が出てくるんで、まだそんなに鳴らしていないかと思いましてね・・・』
私『わかります!?最初ちょっと粉っぽいでしょう!いえ、これ実はMarkaudioのドライバーの特徴でどうも数十分アイドリングすると音がガラッと変わるんです・・』

お店の方『何ていうかリアルに、ハッと言うリアルさが加わりますね。でもこのシステムとても良いですね。何て言うか仕事をしていて、オッと言う感じで音楽を聞いてしまうし、ずっと聞いていられるってところも素晴らしい製品ですね』・・・・と言われるとさらに嬉しくなってドンドン話が弾んでしまいました。

私『厳ついオーディオルームでかしこまって聴くのが良い音って正直日々の実体間が無いですよね。みんな、PCをいじったり、メールを送ったりしながら音楽を聴いていて、そう言った時にああいい音楽だなと感じさせてくれるやつが本当に良い音ですよね』

どうもこの辺は私も仕事なのか趣味なのか自分の中でけじめがつけれなくなるところが悪いところですが、こうした普通の趣味の会話の中で望んでいた事が何も言わずに感じてもらえる嬉しさは言葉では言い表せません。 と言う訳で試作機をDyna5555さんに預かってもらって本当に良かったと心から思っています。

場所は↓ですので、東京近辺の方、お近くに用事がある方は皆さん是非是非訪ねてご試聴下さい。

http://www.dynamicaudio.jp/audio/5555/1f/index.html

 

製品はユニット製造も完了し、予定より少し遅れていますが今年中にリリースしたいと頑張っています。

それから、TW3の後継ツィーターですが、Alpairシリーズと同じアルミマグネシュームコーンを使ったモデルがTW4M(Metal)、シルクコーンを使ったモデルがTW4S(Silk) となりました。

手元に実物がありますので、近いうちにブログで紹介します。お楽しみに!