ついに関西でMJフェスWEST(6月16日)に参加します。

何度も西日本の皆さまから関西で試聴はできませんか?と問い合わせを頂いておりましたので機会を探していたのですが、MJからお誘いで、MJオーディオフェスWESTに参加します。

6月16日(日)シマムセン別館CYMA(大阪市浪速区日本橋4-5-20)で開催です。

ミクセルさんと共同で試聴しますが、NC11などNCシリーズと47研究所とコラボで試作しているダブルアクティブスピーカーを持って行きます。

お時間を作って是非ご参加下さい 。

 

MJ オーディオフェスティバルのお礼と次回は6月初の大阪で

MJオーディオフェスティバルは変わらず沢山のファンのご来場有難うございました。
今回はイベントスケジュールの最後に、試作品の試聴を設けました。

と言うのも、通常最後の一時間はお客様も帰りの途につきますので、比較的換算としてきます。
そこでだったら リラックスした小一時間を楽しもうと言う訳で、未発表の製品の試作品を出してみる事にしました。

やはり最後のセッションだけは少な目の参加者でしたが、YSの佐藤先生、炭山先生、生形先生など若手の評論家の皆さんが三々五々来場頂いてリラックスした楽しい時間を過ごしました。こうしたちょっと時間のある時にこれからの業界を背負って立つ皆様にご来場頂けるのはメーカーとしてとても嬉しい事です。有難うございました。

 

そして6月の16日ですがついにMJオーディオフェスティバル大阪に参加します。西側の皆さん、是非いらして下さい。

フィディリティムサウンドのドメインがfidelitatem-sound.JP変更になりました。

大変ご迷惑をおかけします。
昨日ドメインが突然開かなくなったとMLSの渋谷さんからSNSで連絡がありました。
この一行の連絡が悲劇の始まりです。

先ずfidelitatem-sound.comのドメイン登録を第3者にお願いしたのが誤りで、銀行の変更処理と同じで本人確認がないと何もできない事がわかりました。

と言う訳でトラブルは直ぐに処置するのが鉄則ですので今日終日をつぶして全部変更しました。Markaudioのファンの皆様、申し訳ありませんが、本日より・・・・

ホームページ:www.fidelitatem-sound.jp  ブログ:blog.fidelitatem-sound.jp

になります。疲れました。

マークオーディオ MAOP_11と ネイチャーコレクション  NC_11 Markadudio

1月の東京オーディオベースでご紹介した新しいMAOP_11と専用エンクロージャーNC_11がもうすぐ新発売です。

旧正月前に日本での発売開始を予定していましたが先週工場の責任者Evanから突然間に合わないと言う連絡があり‥‥ひと騒ぎありました。

私は心を落ち着かせて改めて原因をきいてみました。すると、レクタングルワイヤーを使用した特注コイルの供給が間に合わない事がその原因でした。そこで『ん。昨年の11月の出張で私がレクタングルを使ってくれって頼んだ様な…』良く聞けば彼らが私の意をくんで厳しいスケジュールの中で無理をして動いていたんですね。と言う訳で特注コイルは2月25日に到着する事になりました。大変申し訳ありませんが3月中旬に日本に到着します。

時間ができましたのでブログで内容を紹介します。

これがMAOP3兄弟です。3兄弟

一番右がMAOP_11です。2018東京オーディオベースでは小原先生がオルガンの30Hzが聴こえると驚いていました。とにかく今回は特にプロトタイプのシングルサスペンションもこのMAOP_11もびっくりするほど魅力的な音で私自身結果にびっくりで本当に良い試聴会でした。

もちろん協力頂いた皆さんに感謝です。47研の4741Gの感度抜群のCDプレーヤー、ZonotoneのSP1シリーズの立体的な音。本当に良い製品でコンビネーションを組めたのはラッキーでした。良い製品です。でも、Markの設計したスピーカーはその違いをはっきり出します。良いものを良い音に変換するのは本当に素晴らしいことです。Audiobasemembers

そして今回のMAOP_11  用に新しく設計したエンクロージャーNC_11も良い感じです。試聴室に戻って何度も聴いているのですが、NC_10と比較して、男性的で力強い音がします。このNC_11デザインもうまくいきましたが、結構見えないところに手を入れてあり贅沢にもハードメープルのバッフル板の裏に20㎜のブラックチェリーを貼り合わせてあります。

nc11port

 

 

 

 

ハードメープルのフロントバッフルの次のレイヤーが赤褐色している板が見えていますね。これがブラックチェリーです。

Fidelitatemの試聴室でこのNC_11の音色を実際にじっくり聴いてみませんか?

Nature Collection (NC) 7 一本で生きていけるんじゃないか。

先日、村井先生のご訪問を受けて半日間どっぷりとスピーカーを鳴らしながらお話しした内容がMusicBird (http://musicbird.jp/audio_column/p163/)に掲載されました。

レコード芸術』(9月号217ページ)も載ってるみたいですので後で買ってみようと思います。

このMusicBirdの内容、ちょっと私の説明が悪かった部分がありそこは後で下に修正させて頂きますが、大事なのは村井先生の試聴インプレッションの方です。さすが職業表現が抜群ですがお世辞だけでここまでは書けません。ちょっとコピーってきましたのでもう一回読んでください。

‐‐‐途中から—
 信じてもらえないかもしれないが、「このスピーカー(NC7)だけで生きていけるんじゃないか」そんな気がする。

 試聴可能なショップ一覧は、マークオーディオのサイトに載っているが、できることならフィデリティウムサウンドでの試聴をお薦めしたい(要予約)。新幹線代・飛行機代を払ってでも行く値打ち有り! 仕事柄様々なところで音をチェックしているが、あれほどの衝撃は滅多にないからだ。

ありがとうございます。
確かに、取り扱って頂いているお店のほぼ半数のオーナーさんが個人で購入して頂きました。長年オーディオに携わって来た方に評価される事は自慢です。

ところで先ほど申し上げました、説明が足りなかったのは、基音の再生が重要なところは合っているのですが、仮に基音を再生できなくても倍音比率が正確に再生されていると人間の脳は勝手に基音を脳内で作ってしまいます(これをMissing Fundamentalって言いますからググって見て下さい)。それどころかこの倍音比率によって音色がほとんど決まってしまうので楽器の個性=倍音比率と言っても嘘ではありません。

もちろん基音も大切で、基音がアルナシで音楽の豊かさは全く違いますからやはりストロークと柔らかさは絶対です両方大事なんです👈これを言ったからちょっと誤解されたんだけど。 昔から説明が下手と言われていましたが治りませんねぇ~。

ともあれ聴きに来て村井先生のレポートが嘘か本当か聴きに来てくださいね。

 

メグでの試聴会

Sotaの発売に伴いこの半年はかなり過酷な活動でした。月刊ステレオやMJへの広告宣伝のデザイン、パンフレットのデザイン、マークの日本訪問、地方年のプロショップ訪問、翻訳、タイのビジネス支援等々・・・・そうは言っても落ち着いてみればそれなりな充実感です。

少し時間がたちましたがその中でのトピックをできるだけ皆さんにごご紹介したいと思います。

3月末はMarkとSteve(オーナー)が来日してコイズミ無線さん名古屋のサウンドピットさん、岐阜のハンターオーディオさんと訪問しました。
サウンドピットではオーナーからTozziがグッドマンのサウンドにそっくりと何度も激賞頂いて、さらに翌日はサウンドハンターのオーナーから『朝はTozzi Oneで室内音楽を聴きながらコーヒーを飲むのが凄く気持ちがいいんだよ』と。

何と言ってもお二方ともに何十年もオーディオに毎日接してきた方がこれだけ激賞して頂けると言うのは望外で嬉しい限りです。写真はサウンドハンターさんでの試聴会でのシーンですが、ここでは岐阜大学の教授をされている方がMarkと英語で技術論を楽しんでいました。

サウンドハンター

右のシーンは音は聞けませんが実は黒のCestiMBがリーリトナーの「Wes Bound」と言うアルバムから『Four on Six』と言う曲がかかっています。

Lee_Ritenour_Wesbound_1993a_Album

Four on Sixと言うのは元々はWes MontgomeryのThe Incredible Jazz GuitarやImpressionsで有名ですが、リトナーのFour on Sixは現代的で渋くて中々良いのですが、オーディオ装置に癖があるとあまり良い音になりません。そういう意味ではテストトラックにも最適ですし1994年にビルボードで1位になったLPです。演奏が素晴らしいですから是非聞いてみてください。

右がそのCDのジャケットですが右手の親指で2つの弦(オクターブ)を弾きます。この奏法ですとぐっと中低域の音の純度が勝負になりますのでMarkaudioの良さがすごく出ます。

 

そして最後が吉祥寺メグでのセッションです。本当はMarkが一緒に参加予定でしたが、体調が優れず私だけの参加になりました。

「メグはスピーカーが鳴らないんだよね。」「今まで参加した人がどれだけ苦労したか!」こんな脅迫?(言葉)を打ち合わせで聞かされると不安になりますよねぇ。

しかし当日は度胸をきめました。三々五々お客様やメグの会のメンバ-の方々が集い始める頃私はアンプのセッティングなど準備をしながら、Tozzi Two からA-Tisket(ナタリーコール)を流してみました。

その鳴らない場所で5㎝コーンで勝負です。さてどうなるか・・・・
megu1

「お!」「えっ!その小さいスピーカー!」「いいねぇ!」良いぞ良いぞと言うスタートです。

そして、本番開始…
写真の様にメグは紅のアバンギャルドですから私も真紅のCesti MBをメインで勝負です。アンプ今相当気に入っているRotel1580/1582MKⅡ を使って、使う曲はもちろん全部Jazz、手持ちのCDから音質がレベル以上のMiles 、EllaやWesなど大物のTribute曲をえらんで流しました。見て下さいこの写真のお客様。Jazzyな雰囲気になってるでしょう!!!。そしてお客様のがお持ちいただいた山本剛さんのMegu2かの有名なMistyを流してもう最高Cestiが鳴っています、本当に私自身が『良い音だな~』と思いました。

 

最後は皆さんから沢山の拍手を頂きました。有難うございました。

 

10年ぶりの日本。日本は良いとこ悪いとこ?

先々月の4月末に海外の住居を引き払って日本に戻ってきました。当初の予定では昨年4月に戻る予定でしたが、なかなかそうもいかず今年になりましたがようやく家族と共の生活です。

これからはもっと情報発信をしなくては!

その前に10年ぶりに日本で生活して感じる良いとこ悪いとこ

① 空気が違う
台湾でも香港より大分空気が旨いと思いましたが・・排気ガスのせいもあるのかな?日本の空気はとても旨いですね。

② 年寄だらけ
こんなんでいいのかな?と思うくらい実質的経済生産者に比べ年寄が多いこと・・!
実は台湾で自転車からコケて骨にヒビが入り近くの整形外科にひと月ほど通ったのですがリハビリのお部屋はお婆さんお爺さんが95%以上我が家は千葉県の八千代市で東京ベッドタウンエリアですが、町内会では私は期待の若手です!こんなんでどうなっていくのだろう??と心配です。

③ まだまだDIYオーディオは世界で一番楽しめる国
なんといってもMarkadudioの試聴ができる国!
DIYでオーディオを楽しむにはやはりその音が市販品では出せない音でかつ良い音でないとワザワザ作る意味がありません。
そのために一番大事なことはまずは自分の耳で音が聞けることがとても大事です。 今の欧米のDIYマーケットは全てがネット販売です。これどう思いますか?
デザインがGood Looking で宣伝さえ旨ければ先ずは市場を引っ張れます。
問題です!若いころ私が白い目で見た”ハンサムで口のうまい”すけこまし野郎と同じ匂いがしませんか?気が付けばかわいい女の子がみんなやられてる。なんて悔しいですよね。

もちろんユニットの美しさは大事ですがまずは音が良くいないと!そういう意味で日本は何とかコイズミさんのお店では音が聞けます。でも六本木オーディオさんヒノオーディオさん皆さん続かなくなってしまいました。私はこの意味でコイズミさんを応援したいのです。日本にしか無いのです!!!大事にしましょう!!!!

フィディリティムも試聴室を作りました。30㎡弱ですが、二重サッシにして外部の雑音がほぼ聞こえない静かな環境です(冷蔵庫がうるさく感じて隣の部屋に移してしまいました)、家庭で聞くときに良い音かを判断するにはお店のノイズSN比ではと不満を感じる方は是非ご連絡下さい。私は日常の仕事より皆さまの試聴を優先しますので。

最後に
車に乗っていて家族づれの若者に絡まれました。まるでチンピラ。
日本はほとんどの方のマナーは比較して非常にマナーが良いですが、あんな奴は中国大陸・台湾・香港どこにもいません。あまり楽しくないことは書かないことにしていますが、子供世代への教育が勉強に偏って何かが欠けているのかなぁ?と思いました。

 

引き続きよろしくご愛顧ください。