試聴会@コイズミ無線 NC9kit再販!
みなさんこんにちは、スガノです。
7月9日、コイズミ無線様で試聴イベントを開催してきました。
新作NC7v2をはじめ、NC5HやNC9kitなど盛りだくさんの内容で、超満員の試聴会となりました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
今回初お披露目となる、OM-MF4Mica 、そしてCHP90Micaです。
Markaudioといえばアルミ・マグネシウム合金のメタルコーンというイメージをお持ちの方が多いと思いますが、
陰ながらペーパーコーンのモデルも人気商品となっています。
そしてペーパーコーンにマイカ(雲母)を混沙した、新たな振動板搭載モデルが登場しました。
OM-MF4Micaは今年のオントモムック2022の付録として、全国の書店などで販売されます。
https://www.koizumi-musen.com/fea/220712_mook/220712_mook.php
CHP90Micaはコイズミ無線様などで予約注文できます。入荷は8月頭予定です。
https://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=169263655
マイカが加わったことで、紙素材特有の軽やかな音に、ハリとツヤが出たような
非常に魅力的なサウンドになっています。ケブラー繊維も混沙されており、強度向上に寄与しています。
OM-MF4Micaは、より軽量化され、ギターの弦の擦れやボーカルの切れ味、スネアの立ち上がりの早さなど
応答が素早く、鮮明で繊細な音場の広がりを実感していただけるのではないでしょうか。
CHP90Micaはさらに本格的な音作りで、上記の魅力に加え40Hzまで再生できるポテンシャルをもっています。
13cm口径ですよ?このサイズでは信じられない再生力ですよね。ベースの最低音まで正確な音程で再生できます。
お客様にこのマイカ混沙振動板の魅力を手軽に体験していただけるよう、
弊社ではそれぞれに合ったエンクロージャーをご用意いたします。
弊社では、オントモショップで販売しているLuxmanアンプ専用の、スプルース無垢材ケースを製造しています。
スプルースの木目のやあられ組みの美しさや、きれいな減衰特性によるアンプの制振・音質の改善などが評価され、
非常に売れ行きが好調です。(製造が大変だ…)
スプルースの良さをスピーカーにも生かしたいと考え、上の写真の「あられ組みスピーカー」を試作しました。
スプルースはピアノやギターなど様々な楽器に使われており、滑らかでクセのない音質になる傾向があります。
OM-MF4Micaの立ち上がりの早さにスプルースの柔らかな響きが加わり、特にピアノ音源では演奏者の指使いまでもが浮かび上がるような、素晴らしい表現力のスピーカーになりました。
低域は70Hzまで伸びていて、コンパクトなサイズながら十分な量感です。
見た目も音質も飽きの来ない、部屋に置きたくなるようなデザインにできたと思います。
(販売時期・価格などについては調整中のため、続報をお待ちください)
そして、お待たせしました。NC9kit再生産の目途がやっと立ちました。
8月末には、オントモショップ様、コイズミ無線様などで再販できると思います。
凹凸が噛み合うことで組み立てやすく空気漏れがなく、素人から玄人の皆さんにお勧めできる製品です。
赤松の温かく粘りのある響きがCHP90Micaの音の傾向とマッチしており、試聴会でも好評を得ていました。
製造できる数には限りがあるため、お求めの際はお早めにお願いいたします。
https://www.koizumi-musen.com/fea/220714_nc9/220714_nc9.php
現在再び新型コロナの感染者数が大拡大しており、今後しばらくイベントの開催が困難になるかもしれません。
試聴会で音をお聞かせすることができないのはとても残念ですが、おうち時間が増えるであろう今後は、
お客様のご家庭でマイカ振動板の音の良さを感じていただけたらと思います。
ご体調には十分お気をつけて、オーディオライフを送っていきましょう。
次回は床置きスピーカーや瓶スピーカーなどDIYの楽しさについて書きたいと思っています。では。