アイソレーショントランス( ハンドワインディング)電源は大事だ!(更新)

アイソレーショントランスの効用について、ざっくり言えば、マイ電柱に代わるオーディオ機器専用トランスと考えると解りやすいかと思います。

本来100V /60又は50Hz交流電源をベースにオーディオ機器は設計されているわけですが、現実の家庭ではそこに様々なノイズが乗っかります。

電柱に取り付けられたトランスから2次局側で枝分かれして近所の皆さんに配られています。その各家庭(セカンダリがわ)の各家電製品などからで発生するノイズは計り知れず、マイクロウェーブ、PC、テレビ、蛍光灯、様々なノイズがこのお隣さんの間で共有され100℣交流に乗っかって電源部に伝えられます。

アイソレーショントランスは、基本的にはオーディオ用にもう一個トランスを用意してそのノイズを除去しようと言うことです。

フィディリティムサウンドとしては、弊社の真空管アンプの製造をお願いしているTwin AudioのKenneth Wongにアイソレーショントランスをハンドワインディングしてもらいました。

これがそのトランスです。工場での写真ですので230vを100vにステップダウンしていますが日本では100Vインプットです。

(写真もそうですが基本的には例えば集合住宅とか、工場を持っている事務所などは結構入力電圧が95V程度まで落ちることがありますが、周りがあまり使用していないと103V程度まで入力が上がります。)

これがハンドワインディングのEIコアトランスの写真です。
EIコアを出力トランスに採用すると非常にきめ細かいクリアーなサウンドになる傾向がありますが、やはりこのトランスも同じ傾向です。このEIコイルはシリコン含有量が10%以下(H10)、0.3㎜厚の無方向性電磁鋼をEI133と言う十二分に余裕のあるサイズですので低域の薄さなどは全くありません。実際にコイズミ無線さんや私共のスピーカー協力工場(富国木工)など4,5か所でABテストをして見ましたが、ずっとテストしてから元に戻すと、何だかガサガサした平たい音質になり、2名の方は購入を即断され、もう一人は『これだけ違うと、この音色を忘れるのにかなり時間がかかるな~』(奥さんに財布のひもを握られていて買えないので…)といっていました。

コイズミ無線さんにサンプルを置いてあります。ここでももう離れれなくなってしまったみたいです。是非正月休みに訪問して店員の方に『違いを聴き比べたい』と言って下さい

 

もう一つ!このオレンジの電源コンセントはHUBBELL製の音質に定評のあるコンセントで、Ebeyで見つけることができます。2ソケットで2万5000円(含む送料)です。

これだけの内容の製品を10万円前後で販売をしようと考えています。どうでしょうか?

12月1日コイズミ無線でイベントです

12月1日の午後からまたコイズミ無線でMarkaudioの試聴者と会話するイベントを開催します。皆さん時間を作って是非ご参加下さい。

今回のハイライトは、
【1】 NS_11ウォールナット試聴

下の写真右側の様にウォールナットベースのNS11を製作しました。お洒落でしょう!相変わらず音が変わります。是非その音色の違いを聴き比べを楽しんで下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【2】もちろんMS11の音を聴きます。

 

この音は前回イベントで凄い評価を頂きました。発売開始ですのでもう一度やるしかないでしょう。

 

 

 

 

 

【3】47Labとのコラボレーション

● Tozzi Two プロActiveスピーカー
作った木村社長が驚いた音です。最初はアクティブスピーカーを作ろうと始めたのですが…これは、目的用途がアクティブスピーカーで無く、アンプ不要スピーカーの様相です。皆さんに是非評価して頂きたいと思っています。

 

 

 

● 弊社が使用している4741Izumi ですが、I²SダイレクトのDACの音を聴いて欲しいのです。使っているうちにまた欲が出て、手で巻いたのEIコアトランスに改造しました。どれだけ電源で音が変わるかのとっても良い例ですので聞き比べて下さい。(購入希望の方は後で弊社にご連絡下さい)

 

 

【4】手巻きのアイソレーショントランス

右の写真の足元にあるトランスです。400wあれば一般のご家庭での使用には十分で、その効果は絶大です。10万円強でこのお化けトランスを販売予定です。
現在弊社使っているトランスはカットコアを2本使って巻いた”WCコア”と呼ばれる超ド級のトランスですが、その廉価版でEIコアを400W をカバーする電源アイソレーショントランスを作成しました。貴方のオーディオルーム専用の”仮想My電柱”ですその効果を有無しでABテストをします。

以上です。またまたてんこ盛りイベントですので時間一杯に色々やります。皆さん言いたいことを言いながら楽しみましょう。