フィディリティムサウンドのドメインがfidelitatem-sound.JP変更になりました。

大変ご迷惑をおかけします。
昨日ドメインが突然開かなくなったとMLSの渋谷さんからSNSで連絡がありました。
この一行の連絡が悲劇の始まりです。

先ずfidelitatem-sound.comのドメイン登録を第3者にお願いしたのが誤りで、銀行の変更処理と同じで本人確認がないと何もできない事がわかりました。

と言う訳でトラブルは直ぐに処置するのが鉄則ですので今日終日をつぶして全部変更しました。Markaudioのファンの皆様、申し訳ありませんが、本日より・・・・

ホームページ:www.fidelitatem-sound.jp  ブログ:blog.fidelitatem-sound.jp

になります。疲れました。

Alpair7MSが日本に到着しました。

待望のシングルサスペンションモデルAlpair7MSが日本に到着しました。
今週中にディーラーさんに納入します。

週末のコイズミ無線での試聴会沢山のご来場、熱心なご質問ありがとうございました。
結果的にお客様の方からサスペンションモデルの音場表現の圧倒的な違いを強くご発言頂くことになり、当日の目標としては120点だったのですが…既存サスペンション付きモデルも良いスピーカーですからね。

Mark Fenlonの肉声による説明が届いています。英語のレッスンがてら
楽しんでください。

 

8月11日(土)コイズミ無線でMarkaduioAlpair MS試聴会

来る8月11日にAlpair7MS、Alpair11MSそしてステレオ誌の表紙を飾ったMAOP_11用専用モデルNC_11、生方先生のOM-MF5様エンクロージャーキットの試聴会を開催します。猛暑の折ですが是非時間を作ってご参加下さい。

先週は製造のスケジュール調整に深圳まで出張してきました。(香港台湾共に東京より暑くない!!)

もちろんメイントピックは革新的新モデルAlpair7MS、Alpair11MS(モノサスペンション)の製造予定で、結論から言いますと既に生産に入っており20日には日本に届く予定です。

 

 

 

 

 

そのAlpairMSシリーズは極めて個性的で革新的なモデル(既に特許申請中)で、その特徴の一旦をここでご紹介します。

 

右の写真はAlpair11MSを斜め前から見た写真ですが極端に浅いコーン形状をしており、実はフロントサスペンションとの接着面より微妙に前にせり出すコーン形状をしています。また磁性流体やダンパーを使用しない為にVCの動きへの負荷はフロントサスペンションしかありません。そして大型のボイスコイルがT-ヨークとマグネットの磁気ギャップにに入り込んでいる様子がうかがえます。VCのボビンの振動をスポイルするダンパーも全くありません。

下に特性とT/Sパラメータをお付けしますが、今回のモデルは是非実際に聴いて欲しい。サウンドの強弱感が全く違う上にホールトーンの反射音の微妙な付帯音の量が違います。コイズミ無線さんの店頭ですと少し再生環境としては限界はありますが十分楽しめると思いますので是非ご試聴下さい。

 

”3gMoving Massが自由に動く再生音を聴いてみませんか!”

 

Revc=    7.2  Ohm
Fo=   73.2  Hz
Sd=   50.27  cm²
Vas=    5.57  Ltr
Cms=    1.552m M/N
Mmd=    2.83 g
Mms=    3.02  g
BL=    3.913  TM
Qms=    2.0
Qes=    0.66
Qts=    0.5
Levc=  119.60u H
No=     0.322 %
SPLo=   87.1  dB
Xmax =4.0 mm one way

 

 

 

 

 

Alpair7MS(ダンパーレス)が試聴できます。

先週MarkaudioからAlpair7MSの量産サンプルが到着しました。この写真です。

closeup-7compact

今年の2018オーディオベースの会場でお聴き頂いた最終版のモデルです。

フォルムも素晴らしく美しいモデルで正直エンクロージャーに装着するのがモッタイナイと思ってしまいます。

美しさだけでなくAlpair7MSは本当に驚くべきモデルです。

この写真のアングルから見ると徹底して軽量化されたボイスコイルが磁気ギャップに入っている様子が良く見えます。

ダンパーレスの利点を簡単に説明しますと、手前のコネクターにつながれたケーブルから電気音楽信号がボイスコイルに伝わり、磁気の中でその信号に沿って複雑に上下します。その振動・振幅が物理信号となってボビン経由で振動板に伝わるわけですが、普通ダンパーはこのボビンに接着されます。すると微細信号がダンプされるという欠点があり、言わば動作のリニアリティを保つだけにダンパーをボビンに接着していますから、例を言えばクリスタルグラスを手で押さえた様な状態でボビンが常にダンプしている状態で鳴っているわけですのでピアノのタッチやハイハットの強弱感を実は小さくしてしまいます。さらにこのダンパーは波状のリングで多くのスピーカーは安全を意識し過ぎて多くのAlpair7MSと同一サイズのモデルはxmax 1㎜以下のダンパーを装着します。これは強力なブレーキの役を果たしていますので、低域の表現や入力信号のダイナミックレンジ差をぐっと小さなものにしてしまいます。

追記:8月11日のコイズミさんのイベントで熱心なお客様が同じトラックでダンパーのあるスピーカーとの聴き比べを熱心にされていました。驚きましたが当日だけで7ペアご購入頂いたそうです。と言うことはやはり中立な耳でも大分「違う」と言うことと理解していただいたと理解しています。