Serial No.1 MAOP7_v2の特性

MAOP7の特性はすべてご購入のユニットごとに無響室でデータを取りマッチドペアにしてそれぞれのデータを同梱致しますが、そうはいってもと言うことで、下の写真のプロトタイプのデータを公開しておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MAOP7_v2
Revc=    5.4  Ohm
Fo=    71.8  Hz
Sd=   50.265  cm²
Vas=    3.96  Ltr
Cms=    1.10 m M/N
Mmd=    3.68 m Kg
Mms=    3.88  g
BL =    4.09  TM
Qms=    1.98
Qes=    0.61
Qts=    0.464
Levc=   21.16 u H
No=     0.287 %
SPLo=   86.6  dB
Power= 20 watts (nom)
X max= 4.0-mm (1 way)

 

愛車 Evolution と WRX STI 

まずはこの写真をご覧ください。なんとも嬉しそうな顔をしてますよね。

これ私の1992年ビンテージになりかけ純性Impressa WRXです。今年の3月私の息子から無理やり譲ってもらい今は私の愛車です。
今年の10月にマークが訪日した際、軽井沢までこの車で足を延ばしたのですが…

『Can I drive this car for a while ? I have  international License this time. 』なんて言って・・・・とうとう彼は行き帰り500キロ以上をずっと運転をしていました。

『この車は絶対に他人に売ってはいけないよ。この状態の良いAll純正の初代WRXなんてヨーロッパではとんでもないプレミアがついているんだよ。売る時は先ず僕に言ってくれ』・・う~ん・・『それだとプレミアはつかないよな(内心)』なんて会話をしながら楽しい旅行でした。

実はWRXを最初に手に入れたのはマークで2004年製のラリーチューンSTIを香港で購入、実に満足そうでした。まあ、これで2台のスバルを乗り換えて(彼は2台のスバルを持っているのです)楽しめるよねと思っていたら、半年ほど前に香港に行ったら『Do you have  a time to go a garage with me? I have something would like to show you.』とあるガレージに連れていかれました。

そして目にしたのがこれ→日本から輸入して整備中の三菱エボ5です。
『これはパワーが3xxHPで、WRCでどうのこうの』その後独り言の様に、
『これを買わずにいれようか!』と言っているのが気になりましたが。

 

 

 

 

 

 

そして今回香港に行ったらこの状態です。

これで新車のスバル4WDから始まり2台の日本がラリー選手権で最も輝かしい成績を残した2台を手に入れたのです。
いや、本当に車が好きですね。ジャガー4.2Ltr12valve
のDNAは目茶目茶濃く流れてます。

 

 

 

彼自身の価値観は世間の評価とは全く異なるベクトルがあり、この古き良き2台の傷んだり不満の部品をどんどん純性部品に取り替えてとても満足そうです。

私はその部品の運び屋なのです!!!

 

 

余談ですが・・日本の古い車への価値観は自動車新車販売戦略と車検で歪められてると思いませんか?

 

MAOP7_v2アップデート

14日Markがプロトタイプの検査に出向いて写真を送ってきました。
彼はMarkimage Ltd.と言う会社のオーナーでもあり、実は写真はプロ級です。

マークオーディオの工場はシンセン国境(福田)から1時間位車で北に向かった所で、もちろん撮影スタジオはありませんが、仕上がりはなかなかですね。

フレームのDF値をあげる処置がされていますね。約100ペアの発注をしたのですが、工場は大変です。高価なコーンを絶対に痛めない様にアッセンブルをし、さらにすぺてのドライバーのT/Sパラメーター、周波数特性を取り、規格外はふるい落とします。

それからマッチドペアを行い(その特性は全て製品に同封されます)初めて梱包されます。

作るのは大変ですが、やっぱりMAOPはカッコイイですね。純白のコーンに何故か全体のバランスが本当に綺麗です。

今後の予定では12月末に工場出荷予定ですので、順調に行けば1月税関のお正月が終われば日本に到着、前半にはお届けできる予定です。

 

MAOP7_v2 試作一号機

沢山の方から問い合わせを頂いておりましたAlpair7MAOPですが近日発売の予定です。

 

Markから新型Alpair7MAOPの試作機の写真が送られて来ました。
Magnetが一体化されてますね。
この写真のグラファイトのシャシーはPlubia のシャシーを使用していますが、今新しいフレームを制作中ですので次回のブログではお伝えできると思います。

 

私の海外でのメインスピーカーはずっとこのAlpair7MAOPです。
こんなリアリティーはめったに手に入らないと思い込んでいます。

300Bシングルで心地よい音を聞いていたのですが、部品アップグレードで香港に送ったタイミングで最近、MCAUDIOさんのデジタルアンプM602に変えて聞いています。これがオーディオの楽しみで全く違った本当に現代的なスピード感のある良いアンプです。

 

 

 

昨日はM602+Alpair7MAOPのセットでビルエバンスの”Exploration” をずっと聞いていたのですが、スコットラファロのウッドの独特の音色、エバンスの本当に微妙なリズムのずれ、ミュートのタイミング。ポールモチアンのスネアのディティール。素晴らしいサウンドです。 300Bの何とも言えない真空管の持つ空気感からこのM602+Alpair7MAOPにすると音の正確さの魅力にとらわれます。

 

 

 

 

 

 

 ビルエバンスが生涯愛し続けた(性的ではないですよ)スコットラファロとの名演のすごさを見直すことになりました。

 

前回のMAOPは48,500円(ペア税込)でしたが、自ら出かけてMarkaudioの工場へ行って仕入れコストなど見直し4万円台前半の価格設定を予定しています。予定では年末年始の日本到着を予定しています。

 

期待していて下さい。