Markaudio TW4Silk TW4Metal のスペック

前回お約束した、量産モデルのT/Sパラメータと周波数特性がラボから送られてきましたのでまずは公開します。
どんなシステムを設計するか皆さん音を想像(創造)しながら大いに楽しんで下さいね。

TW No.4Metal T/S
Revc=    5.400  Ohm
Fo=    1.8K Hz
SPLo=   89  dB
VC dia=20.4mm
Power rating=10W

 

周波数特性です。
ご覧の様にfo~37Khz (±8dB)を楽にクリアーしています。
さらにLowデータでこれだけ平たんな特性は非常に使いやすいスペックです。

 

 

 

 

 

 

 

 

インピーダンス特性

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TW4Silk

No.4Silk
Revc=    5.400  Ohm
Fo=    1.85K Hz
SPLo=   90  dB
VC dia=20.4mm
Power rating=10W

こちらのSPLは90dBです。やはり軽量シルクのメリットです。

周波数特性
メタルに比べて若干おとなしいですがそれでもFo26~KHzを実現しています。

 

 

 

 

インピーダンス特性

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

Alpairグレードの本格派ツィーターTW4販売開始せまる。

3月末香港でMarkaudioの製販会議があり、私はLinfofさんに作って頂いたAlpair5用のエンクロージャーを携えて出張してきました。

今回の出張はこのTW4の最終工程の確認と新しいAlpair5の2種類のプロトタイプの最終選考が目的でしたがAlpair5は最終スペックが固まり、4月3週より製造を開始する運びになりました。

今回のもう1つの目玉は4年ぶりにMarkaudioから本格的ドームツィーター
TW4 Metal, TW4 Silkの製造発売の確認です。

このTW4はDuo60のツィーターに採用されたユニットをコイル設計とダンピング素材を見直して強力なネオジュームマグネットで単品販売するものですが、Alpairシリーズのメタルコーンのモデルに加え定評あるシルクコーンもラインナップに加えた非常に魅力的なモデルです。

4月後半に日本に到着販売予定です。

 

 

 

TW4 _Metal 6,156円(税込ペア)(5,700(税別))

新製品TW4のハイライトはなんといってもAlpair用メタルコーンを初めて採用したツィーターということです

原型はDuo60の2wayシステムの繋がりの良さと音色の統一感を重要視しAlpair専用に開発したものです。
Duoの開発時にその素性の良さを何度も感じましたが、皆様も良質のネットワーク素子を最小限で使って様々なユニットにお試しください。

 

 

 

 

 

 

 

LMS生データです。上が、1v/軸上10cm下の折れ線が2.45v/1m
+-10dB で35KHzまで綺麗に伸びているのが分ります。また2Khzから30KHzまでほぼフラットの特性であり非常に使いやすいツィーターだと言うことが良く解ります。

 

 

 

 

 

TW4_Silk 5, 983円(税込ペア)(5,540円(税別))

また、シルクコーンのモデルも同時発売です。シルクの良さはなんといってもスムーズな特性にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

TW4 Silkの特性です。34Khz 88-89dBです。非常に広域で使いやすいモデルです。様々なウーハーに容易に仕様できます。ペーパーコーンウーハーと2wayに如何ですか。