ハードロックはガットギターがいちばん

半年ほど前にとあるCD店であまりに良い演奏なので衝動買いしたCDがこれです。

当時皆さんに御紹介しようと思いAmazon.Comを探してもありません。日本では手に入らないのかな?それなら紹介しても失礼かなと思っていましたが、ありましたありました。

http://www.yst.jp/music/topmusic/343-maurizio-colonna-rock-waves-live-guitar.html

ありましたが、なんでこんなにたかいの!!4,935円だって! i tuneにもありましたがこれ は1500円・・・圧縮してこれもどうかな? 

とにかく、これは本当に良いライブです。ガットギター一本で会場を熱気に包むマジックはMaurizio Colonnaさんの心からほとばしる音楽に対する気持ちがつたわってきます、時にはガット弦がフレッドとあたり、ときには絹の弦の上をすべる指の音がすばらしいスパイスとなりスケールの大きなソロになっています。

一つ一つの音を『こういう風に弾きたい』と言うのが伝わってくる稀有のライブです。音楽は恐ろしく正直ですねテクニックを見せたいプレーヤーはすぐわかります、そんな物欲などこの人にはかけらもありあせん。 

音も大変良いレコーディングで32bit192khzマスタリングです。ブルーレイの材料を使ったCDですから音が良いのは当たり前ですか。高いのは当たり前ではない。

わたしはずっと、Hard Rockは若き日のエネルギーが作り出す、どこまでもかっこいいビートとコード展開を音圧に酔って聞くものとおもっていましたが、このLPにそれを根底からひっくり返されてしまいました。

 ツェッペリンの”天国への階段”からピンクフロイド、ディープパープルのSmoke on the water 、エリッククラプトンのTear in Heavenまでをガットギター一本で”心をこめて”美しく弾いています。 

昨夜はMarkが私のアパートを訪ねて来たので、このCDを使って、Alpair6Mと6Pの聞き比べをしていましたが、Markの目がとろけていました。

その聞き比べのお話はあらためて・・・(Alpair6Mは当社のホームページではちょっと宣伝不足で、ちょとこのドライバーに可愛そうなことをした反省しています、このAlpair6mのサウンドは、大評判となった初代モデルのサウンドを継承してフラットバランスに徹しています本当に良く売れました。) なので次回はAlpair6Mの宣伝をします。

はなしがそれました。 音楽にジャンルはありません。良い音楽は何度聴いても気持ちの良いものです。 是非値切って3500円ぐらいで手に入れてください。