新工場の操業開始記念はAlpair10MAOP
数ヶ月前から立ち上げていたMarkaudioの本格的自社工場が完成し、先日訪問をしてきました。到着して先ずは工場の大きさにびっくり。ギターアンプの大手OEM S社の棟ですが、前回より随分大きく見えます。そこの一部をMarkaudioの工場に改造したもので、新しく内装した事務所と倉庫は非常明るく、防塵塗装も真新しい綺麗な工場です。
いました。いました。先ずは写真を一枚。
Mark 『Hi Norio Good to see you!』
『Norio実に快適だよ。今何してるか分かるかい? 実は東京Tubuショーでサインをした話をしたらデンマークのディーラーが俺の所もやってくれと言って来て。今梱包しながらサインを入れてるんだ。ほどほどにしないとね!。
それから前に話をしたボンディングマシーンを新しくしたんだ。向こうでEvanが使っているから見たら。ちょっと部品を改造して随分精度が良くなったよ。』
Mark 『ところで新工場の立ち上げ祝いにMAOPの販売をやらないか?』
私 『えっ、部品はあるの?』
Mark 『RectangleコイルをMAOP用に少し残してあるんだ。注文の数によるけど、新しいスパイダーと組み合わせて今回のロット分はすぐ作れるよ。それより、今回の製造は最初だから僕自身がアッセンブルをやりたいんだよね。』
私 『じゃあ。クリスマスに向けてディーラーさんに連絡をとるよ。』
独り言『てことはVxxって表現できないって事?……..また唐突に….まあいいか….』
とりあえず今回のコーンの在庫を最後に、次はMAOプロセスから製造を行わないといけないので販売の目途がたち500枚のコーンの製造コストをカバーできるまでは製造は出来なくなるとのことです。
今回のSpiderを持ち帰りました。一段と薄くなっています。
どうです英字新聞の文字が透き通って読めるでしょう!
この工場の母屋は今年からMarkが顧問を依頼されたS社は主力はギターアンプを製造する社員3000人クラスの大工場ですが、実はLars&Ivanと言うブランド名でアンプやスピーカーも製造しています。Markが今年からコンサルティングを始めた会社で、下の試作品を聞きましたが数年前聴いた音とは劇的に音質の改善がなされています。当社(Fidelitatem Sound)も是非参加してと言われて何度か打ち合わせをして販売のマーケットや日本の嗜好などかなり注文をしていますがMarkaudioの工場の設立に彼らが協力したのは製品事業に推進力をと言うことです。近いうちにこの会社のオーナーSteveの自宅にLinfofさんのスピーカーを持ち込んで試聴をした時のレポートをアップします。お楽しみに。
Markの試作品 →
と言う事で、みなさん久しぶりにダンピングファクターを持つメタルコーンAlpair10(v2.5?)MAOPの繊細な音楽をお試しください。