Alpair7v3 can separate into three ! (新発売です)
まずは、この写真を見てください。皆さん。どういう意図で出した写真と思いますか?普通アッセンブル前のカバーの中身を見せたりしますよね・・・・そう思ったでしょ。
昨日、新しいモデルを試聴室に持帰り、箱をあけてびっくり玉手箱!驚きました。フロントカバーが接着されてしていないではないですか!えェ~そんな~
また私の常識を根底から壊されてしまいました。
ダブルマグネットが自由に取り外せることができるのは知っていましたが、なにを思ったか大胆にフロントカバーの接着は敢えてやってありません。”DIY”のオーディオファイルはできるでしょ!と言うことなのです。
あ~この忙しいのにまたディーラーの皆さんに説明しなくっちゃ!大体が説明書なしでだめでしょう!夜中というのに早速Markに電話を入れたらもう大変!大変なんてもんじゃない!私が何て言ったかというと・・・だいたい解るでしょ。(説明書はいまMarkaudioで用意しています)。
そして一日がたちお互いに、いい大人ですから大いに歩み寄り、私の方も早速大手ディーラーさんと相談をしたら、『うちのお客さんは逆に喜びますよ・・』て言われてしまいました、『初期のAlpair7やCHR70からのアップグレード組の人には外形がそのまま入るので良いと思いますよ!』とも。なんだかまた自分が頭が固いのかと、なんとなく逆に情けない気分になってしまいました。
いずれにせよ自分で作業してみてケーブルをファストン端子に押し込む時は必ずマグネットをはずして気をつけて作業を行ってください。ボディを落として傷つけてしまう危険があります。
実はMarkがこの様にした理由は、英語のAudio Forumで特に米国のエンドユーザーに意見を聞いたところ、最近はトールボーイやスリムなデザインを好む傾向にありカバーが欲しい方と不要な方が50%という状況との事。 また、ダブルマグネットは、試していただくと解りますが音色の違いを楽しめる事と、バックキャビティーの浅い箱を作りたいときなどはずせた方が良い・・・・という意見が大勢であったそうでこの結論になったそうです。
では本題です。音は実は『本格派』そのものです。先行発売したヨーロッパでもの凄く売れており、是非音を聞いて頂きたいのですが、非常に繊細で、非常にフラットで広帯域特性ですので、左右のスピーカーの後ろに楽器が定位するような印象です。本格的なサウンドが楽しめます。
ではその特性をご覧ください。⇒
見事に30000hzまで伸びています。普通JIS規格ですと-8dbまで周波数特性を記述してよいことになっていますが、それですと40,000hzと表記して良い事になってしまいます。
ここからは、予断ですが、実は今日は、香港AudioVisual Showというのを見に(聴きに)Markと外出していました。大型の100万円ぐらいするスピーカーが中心でしたが、ほとんどがどこかの帯域が破綻した音で、例えば雑音と沢山の聴衆の前でよい音に聞こえるような作った音だったり、チタンとかダイヤモンドとか何とか、高額で売るためのセールストークを重視したようなツィーターをつけて、大事な中域は中国の製造のこの世界で知られているプラスチックコーンの一般品をつかい、音色が高域と全然違ったり、フォルテッシモで音が破綻したり、はっきり言います。全部とは言いませんが、高く売るために恐竜のようなスピーカーやアンプだらけで、音は二の次でした。去年の東京ハイエンドショウとおんなじ印象です。
こんな装置は絶対に普段の生活に溶け込みません。なんだか病んでいますね。
では話を戻して、Alpair7v3のv2とのコンパリジョンシートです。音はこの特性の良さ以上です。
今回のAlpairシリーズの一番大きなセールスポイントはAlpair6、Alpair10もそうですが、なんと、日本のベテランエンジニアの手で一つ一つ丁寧に組み立てられたものです。
日本(人)製です。右の写真を見てください。仕上げがものすごく綺麗でしょう。今の時代では本当に珍しい日本製品です。購入された方は大切にに扱って下さいね。
今週には日本に到着します。大変申し訳ありませんが8月はGold・Greyそれぞれ30ペア程度しか供給できませんでした。手作りで丁寧にアッセンブルしていますので、数が作れないのです。毎月少しずつ仕入れますが、ディーラーさんに早めにお問い合わせ下さい。ホームページは近いうちにアップしておきます。CHP70v2ももうすぐ発表します。お楽しみに。
Alpair 7 Gen. 3
|
Data (with cover)
|
REVC
|
5.4 Ohm
|
Fo
|
70.90 Hz
|
Sd
|
5.02 K mm/2
|
Vas
|
4.58 Ltrs
|
Cms
|
1.27 uM/N
|
Mmd
|
3.74 g
|
Mms
|
3.95 g
|
BL
|
3.83 G/cm
|
Qms
|
3.07
|
Qes
|
0.65
|
Qts
|
0.54
|
Levc
|
21.30 uH
|
No
|
0.24%
|
Spl
Spl
|
85.80 dB (with rear cover)
85.20 dB (rear cover removed)
|
Pwr
|
20w Nom.
|
X max
|
4-mm 1 way
|
Coil Dia
|
20-mm
|
Main tolerance
|
+/- 1.5 Hz on mean Fo
|